連続投稿:OH!脳!⑦
- 2022/02/05
- 19:18
私はこういう一族の生まれです
「私ははかない個体ではない。
もっと大きなものの一部なのだ」
こういう生命観は脳の平安に役立ちます。
そしてその「大きなもの」の中身ですが、
実は私は「一族」推しなんですよね。
「人類」だと大きすぎる。
「国家」は当然もちろん重要だけど
私は自営業なので「企業」は使えません。
感覚的に一番馴染むのは「一族」なんですよ。
私の父親は数年前にこの世を去りましたが
死の床で改めてみた父親の手の指、
私ら兄弟みんなそっくりなんですよ。
科学的にもDNAというものが存在していて
個体は死んでも遺伝子は残されます。
「人間は遺伝子の乗り物なのだ」と
お医者さまの高須先生も仰っています。
つまり科学的医学的現実にも合致している。
実際に人類は歴史を通して世界各地で
「お墓」というものを作ってきました。
故人の遺体の一部、もっとも保存しやすい骨を
「お墓」という専用の場所で保管し
そこに行くことを故人との対面とみなした。
何故でしょうか?ちゃんと理由があるわけです。
人がお墓参りをするのは何故か?
本人に自覚があるかどうかは別ですが、
「一族の中の自分」を自覚して力を得るためです。
「私は連綿と続く一族の一員なのだ」と確認し
「死の恐怖」に対抗し、強い脳力を得るためです。
つまり「実利」がある行為なのですね。
お墓の建立も維持もお金がかかります。
しかしそれを上回る実利があるから、
みんなお墓を作るし、墓地というビジネスがなりたつ。
その実利とは何か?「強い精神力を得る」
「アイデンティティを確認する」
まさにこれに尽きるわけです。
この仕組みを理解できない人は
「お墓」というシステムを否定し無縁仏になります。
それはどうぞご勝手に、です。
お墓とは自分のためのものではない。
自分の子孫のためのものです。
子孫が自分の出自を確認し脳力を高めるためのものです。
こんな高度に文明的なことが理解不能なら
その一族はずっと勝手に脳力薄弱でいれば良いのです。
「お墓のない人生ははかない人生」
というCMには、恐るべき真理があったのです(笑)。
先祖と違うことをしていても良い。
同じようなことをしていても良い。
家業を継いでいてもいなくても
人間の脳はそれなりの「お話」を作ることができ、
その「お話」は本人の精神力を強くするのです。
「私はこういう家系の生まれです」
これは本人に確固たるアイデンティティを与えます。
「人はどこから来てどこに行くのか?」
「何のためにこの世に生まれてきたのか?」
これらは人間を悩ませる大きなテーマですけど、
少なくとも「どこから来たのか?」だけでも明確なら、
「どこへ行くのか?」「何をすべきか?」を考えやすいのです。
<続く>
「私ははかない個体ではない。
もっと大きなものの一部なのだ」
こういう生命観は脳の平安に役立ちます。
そしてその「大きなもの」の中身ですが、
実は私は「一族」推しなんですよね。
「人類」だと大きすぎる。
「国家」は当然もちろん重要だけど
私は自営業なので「企業」は使えません。
感覚的に一番馴染むのは「一族」なんですよ。
私の父親は数年前にこの世を去りましたが
死の床で改めてみた父親の手の指、
私ら兄弟みんなそっくりなんですよ。
科学的にもDNAというものが存在していて
個体は死んでも遺伝子は残されます。
「人間は遺伝子の乗り物なのだ」と
お医者さまの高須先生も仰っています。
つまり科学的医学的現実にも合致している。
実際に人類は歴史を通して世界各地で
「お墓」というものを作ってきました。
故人の遺体の一部、もっとも保存しやすい骨を
「お墓」という専用の場所で保管し
そこに行くことを故人との対面とみなした。
何故でしょうか?ちゃんと理由があるわけです。
人がお墓参りをするのは何故か?
本人に自覚があるかどうかは別ですが、
「一族の中の自分」を自覚して力を得るためです。
「私は連綿と続く一族の一員なのだ」と確認し
「死の恐怖」に対抗し、強い脳力を得るためです。
つまり「実利」がある行為なのですね。
お墓の建立も維持もお金がかかります。
しかしそれを上回る実利があるから、
みんなお墓を作るし、墓地というビジネスがなりたつ。
その実利とは何か?「強い精神力を得る」
「アイデンティティを確認する」
まさにこれに尽きるわけです。
この仕組みを理解できない人は
「お墓」というシステムを否定し無縁仏になります。
それはどうぞご勝手に、です。
お墓とは自分のためのものではない。
自分の子孫のためのものです。
子孫が自分の出自を確認し脳力を高めるためのものです。
こんな高度に文明的なことが理解不能なら
その一族はずっと勝手に脳力薄弱でいれば良いのです。
「お墓のない人生ははかない人生」
というCMには、恐るべき真理があったのです(笑)。
先祖と違うことをしていても良い。
同じようなことをしていても良い。
家業を継いでいてもいなくても
人間の脳はそれなりの「お話」を作ることができ、
その「お話」は本人の精神力を強くするのです。
「私はこういう家系の生まれです」
これは本人に確固たるアイデンティティを与えます。
「人はどこから来てどこに行くのか?」
「何のためにこの世に生まれてきたのか?」
これらは人間を悩ませる大きなテーマですけど、
少なくとも「どこから来たのか?」だけでも明確なら、
「どこへ行くのか?」「何をすべきか?」を考えやすいのです。
<続く>
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